熊本県産アサリ緊急出荷停止宣言

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22.02.01お知らせ

昭和５０年代には全国の約４割を占めていた本県のアサリ漁獲量は、近年急激に減少し、令和２年には２１トンに留まっています。

こうした漁獲量の激減にも関わらず、「熊本県産アサリ」と称するものが全国の店頭に多数並んでいるとの報道がなされています。

これは明らかに産地偽装によるもので、全ての熊本ブランドの信頼をも揺るがしかねない危機的な状況です。

直ちに偽装を根絶しなければ、熊本ブランドの未来はありません。

そのため、私から、守られるべき「熊本県産アサリ」２１トンの流通に携わる県漁連へ要請し、２月８日から２か月程度、県産アサリの出荷を停止することを決定いただきました。

この間に関係者による協議会を立上げ、産地偽装を防ぐ仕組みを構築した段階で、県産アサリの出荷を再開します。

また、産地偽装を誘発しかねない、最も生育期間の長い場所を原産地と表示する「長いところルール」の適用見直しについて、国に要請したいと考えています。

偽装アサリを根絶し、県産アサリと熊本ブランドを守るため、皆様の御理解・御協力、よろしくお願いします。

※偽装の疑いのあるアサリを見かけた場合は、以下の「産地偽装１１０番」へご連絡ください。

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