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活動紹介News

菊池恵楓園創立110周年式典に参列し、誓いを述べました。

19.11.22活動報告

11月21日、合志市の菊池恵楓園で行われた創立110周年式典に参列し、ハンセン病への差別や偏見の根絶に向け、県としての責務をしっかりと果たしていくことを誓いました。

菊池恵楓園入所者、退所者の皆様、また、御家族の皆様には、これまでの耐え難い苦痛と苦難に対し、隔離政策に関わってきた熊本県の代表者として、心からお詫びを申し上げます。

私達県民は、これまでの百十年間の重い歴史を深く心に刻み、このことを教訓とし、二度と同じ過ちを繰り返さないという決意を新たにしなければなりません。

ハンセン病問題は、今なお、未解決の人権問題です。

平成13年の「らい予防法違憲国家賠償請求訴訟」判決後も、平成15年の「ホテル宿泊拒否事件」や、このたびの「ハンセン病家族訴訟」判決という形で、繰り返し私たちに反省を迫っております。

先週15日、回復者の方々と同じく、長年にわたり多大な苦痛と苦難を強いられてきた御家族の皆様の名誉の回復等に向け、補償法の制定と基本法の一部改正が行われました。

私たちは、「無らい県運動」により作り出された根強い差別や偏見をなくし、入所者、退所者そして御家族の方々の名誉と絆の回復を図る必要があります。

これからも、ハンセン病問題について、しっかりと向き合い、県としての責務を果たして参ります。

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