蒲島郁夫official site

２月２４日15時からの記者説明で、私から現在の「新型コロナウィルス感染症」に関する情報を説明しました。これからも、極力私から情報を発表していきたいと思います。
　まず、２２日に発表しました患者さんの健康状態については、意識ははっきりされており、会話も可能な状態です。血圧も安定しており、熱も37.0度と伺っています。
次に、県内に設置している相談窓口への相談件数についてですが、２月２０日までは一日平均７０件でしたが、県内で初めて患者が確認された２１日から２３日にかけての一日平均は、３７７件に急増している状況です。
すでに発表したとおり、本日（２月２４日）までに、熊本県内では、３名の新型コロナウイルス感染症の患者が確認されています。熊本県及び熊本市では、速やかに患者の方との濃厚接触者の把握と健康観察を実施しており、行動歴についても可能な限り公表しています。
また、本日（２月２４日）、厚生労働省から高齢者施設をはじめとする社会福祉施設等における感染拡大防止に関する通知が出されました。この通知を受け、本日（２月２４日）中に、県内の関係施設に対して通知を行い、感染拡大防止に向けた対策の更なる徹底を呼びかけます。
感染の拡大を防ぐためには、県民の皆さん一人一人が落ち着いて行動し、手洗いや咳エチケットなどを徹底していただくことが大変重要となります。
また、職場における感染拡大の防止に向けて、発熱等の風邪症状が見られるときは、会社を休み、外出を控えていただくようお願いします。
風邪の症状が続く場合や強いだるさ、息苦しさがある場合は、直接医療機関に行かれず、県内１１カ所に２４時間対応の相談センターを設置していますので、まずはセンターに御連絡ください。その後、医療機関を受診される場合は、公共交通機関は利用しないようにしてください。
　引き続き、県民の皆様の安全・安心の確保に向け、万全を期して参ります。また、迅速で正確な情報提供に努めますので、県や市町村からの情報をこまめに確認していただきますようお願いします。

 

※咳エチケットとは、咳やくしゃみが出たときに周りの人に病気をうつさないためのマナーです。マスクの着用、マスクがない場合は、ティッシュペーパーもしくは二の腕で口と鼻を覆い、咳やくしゃみによる飛沫の拡散を防ぎ、周りの人への感染症の拡大を防ぎましょう。