蒲島郁夫official site

本県では、昨年１２月からの新型コロナウイルスの感染拡大に応じて、順次、対策を強化してきました。
そのような中、去る１月１４日には県独自の緊急事態宣言を発令し、県全域の全ての飲食店の営業時間の短縮や、不要不急の外出自粛を要請しました。

その結果、直近１週間の新規感染者数は５６名まで減少するなど、国の６指標のうち５つがステージ２に改善し、大きな効果をあげることができました。県民の皆様には、厳しい要請に御理解・御協力をいただき、深く感謝申し上げます。

その一方、病床使用率は、依然、ステージ３でひっ迫した状況にあり、特に熊本市では、５割程度と高い水準です。

このような状況や国分科会の尾身会長が示す基準及び専門家の御意見等を踏まえ、県独自の緊急事態宣言を２月２１日まで２週間延長することとしました。

ただし、営業時間の短縮要請については、これまでの感染拡大に至った経緯等を踏まえ、熊本市中心部の酒類を提供する飲食店のみ午後１０時までとし、それ以外は２月７日で終了します。

県民・事業者の皆様には、引き続きご負担をおかけし、大変心苦しいですが、皆様の生命を守るためには、病床使用率を確実に引き下げ、安定的な医療提供体制を確保することが必要です。ワクチンについても、早期接種に向けて準備を進めています。

私はもうひと踏ん張りでこの事態を脱却できると信じています。今一度、皆様の御理解と御協力をお願いします。

また、事業者の皆様の事業継続・再開に向けた新たなパッケージ支援を行います。これらも活用いただきながら事業継続・再開の歩みをしっかりと支えて参ります。